takt op.Destiny（タクトオーパス）【アニメ・おすすめ・紹介・感想】

・作品名

takt op.Destiny

・ジャンル

アクション、音楽

・アニメ

アニメーション制作： MAPPA、MADHOUSE

放送日：2021年10月　～　2021年12月

話数：全12話

・ゲーム

ゲームジャンル：RPG

対応機種：IOS / Android

リリース日：未定

音楽は人の心を照らす光――
突如として、その『光』が世界から奪われる。
空から黒い隕石『黒夜隕鉄』が降った夜、世界は様変わりした。
黒い隕石から生み出された異形の怪物『Ｄ２』が、大地と人々を蹂躙し始める。
Ｄ２は人の奏でる旋律に惹かれ、やがて『音楽』そのものが禁忌とされた。

だが、その怪物に抗う者達が現れる。

音楽を力とする少女達――『ムジカート』。
彼女達は、人類史に残る偉大な歌劇、楽曲の楽譜（スコア）を身に宿し、Ｄ２を撃ち破る力とした。

そして、彼女達を指揮し、導く『コンダクター』。

2047年。Ｄ２との抗争によって荒廃したアメリカ。
コンダクターの『タクト』は、ムジカート『運命』と共にニューヨークを目指して旅していた。
音楽が失われた世界で、音楽を渇望する『タクト』
Ｄ２の殲滅を望むムジカート『運命』。

二人の少年と少女が生み出す旋律は、歓喜かそれとも絶望か――

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世界線や設定自体は珍しいものではなく、いわゆる擬人化系の作品となるかと思います。

作画に関してはかなり力が入っており、魅力的なキャラクター達が格好良く、動き回る描写は見応えのある作品でした。

作画の出来で視聴を続ける人は、最初の戦闘シーンが気に入れば見続けるキッカケになるのではないでしょうか。

ストーリー自体はよくある物語で、先の展開がある程度察してしまうところもありました。

作画が良かっただけに、もう少し尖った展開でも良かったと感じています。

また、クラシック音楽をテーマにした作品でしたが、あまりストーリーや戦闘に関わってくる要素があったわけでは無いと思います。

クラシック音楽関係者が見た時に「あ、これは…」みたいに、わかる箇所があったみたいですが、素人から見て全くわかりませんでした(T_T)

世界観や物語のテンポが早くて、わりと荒らが見えるますが、作画・キャラクターの良さや音楽の演出が良かったので面白かったです。

作中では人類の敵として「D2」という謎生物が出てきます。

「D2」は宇宙から降り注いだ隕石から生まれた存在で、音楽を嫌い、それを奏でる人間を蹂躙している化け物。

この化け物に対抗できるのが、「ムジカート」と呼ばれる対D2用兵器で、ヒロインもその１人です。

物語の中で何度も主人公とヒロインと戦う存在だけど、正直な印象として終盤では「最大の脅威」とは思えなかったです。

一般人にとって絶対的な脅威だし、D2と戦う力を持った者たちでも、群れで襲われたら苦戦するし被害が出るのだが、イマイチ印象に残らなかった。

ラスボスとして、とびっきりヤバイD2が出てほしかったですね。

アクションシーンが多く、作画がかなり作り込まれていると思いました。

キャラクター達がしっかりと成長し、様々な表情をしていくので見ていて楽しかったです。

ただ、話数不足で主要キャラクターたち以外は掘り下げ不足感は否めなかったので、いきなりキャラクターの感情を表現してきても、冷めてしまう瞬間もありました。

12話に収めるためにかなり詰め込んだ感がありますが、戦闘シーンが多く、カッコ可愛いキャラが生き生きとしている作画は全体的に見応えがありました。

よって総合評価、おすすめ度はです。

アクションが好きで、見たい作品に悩んでいるなら一度見てください！